舌側矯正

Lingual

舌側矯正

舌側矯正とは

舌側矯正とは

舌側矯正とは、歯の裏側に矯正装置を装着して歯並びを整える矯正治療の一つです。

一般的な表側矯正とは異なり、装置が外から見えない状態で矯正治療を進めながら、日常生活を送れます。 特に人前に立つ仕事をしている方や、矯正装置の見た目が気になる方に人気の治療方法です。

調整について

舌側矯正の最大のメリットは、装置が歯の裏側に付いているため、外からはほとんど見えないことです。 これにより、見た目を気にせずに矯正治療を進められます。

舌側矯正のメリット

  • 矯正装置が見えない

    舌側矯正の最大のメリットは、装置が歯の裏側に付いているため、外からはほとんど見えないことです。
    これにより、見た目を気にせずに矯正治療を進められます。

  • ほとんどの歯並びの問題に対応

    舌側矯正はワイヤー矯正の一種なので、大きく歯を動かすこと、また精密で細かい調整ができるため、ほとんどすべての不正咬合に対応できます。

    ※骨格そのものに原因がある場合は外科矯正で対応します。

  • スポーツ・楽器演奏ができる

    バスケやサッカーのように接触が多いスポーツでも、表側矯正に比べて口元のケガをしにくいです。 ラグビーなどのコンタクトスポーツ中では装置の上からマウスガードを使用します。

    トランペットなどの管楽器を演奏する場合も、装置が邪魔になりにくいです。 ただし練習時間が長時間にわたる場合などはご相談ください。

  • 虫歯のリスク低減

    歯の裏側に装置を取り付けるため、唾液の自浄作用や殺菌作用によって虫歯菌の繁殖が抑えられ、虫歯のリスクが低くなります。

  • 唇や頬に傷がつきにくい

    表側矯正では、ブラケットが口の内側に当たり、口内炎ができることがあります。 しかし舌側矯正では装置を歯の裏側に付けるため、唇や頬の粘膜に傷がつくことが少ないです。

舌側矯正のデメリット

  • 違和感や発音の影響

    舌側矯正は歯の裏側に装置を付けるため、舌の動きが制限されます。 そのため装置に慣れるまでは、発音に影響が出る場合がありますが、徐々に慣れていきます。

  • 費用が高い

    通常の表側矯正に比べると、舌側矯正は高額になる傾向があります。 装置の製作が個別にカスタマイズされることや、毎回の調整に専門的な治療技術が必要なためです。

ハーフリンガルとは

ハーフリンガルとは

ハーフリンガルとは、上の歯の裏側に矯正装置を付け、下の歯には表側に装置を付ける歯列矯正の方法です。

目立ちにくさと費用の
バランスが取れた矯正方法

プライヤーなどの専用の道具を使って、ブラケットやワイヤーを微調整し、歯が予定している位置に動くように促します。

調整後の数日は締め付けるような痛みや不快感が出ることがありますが、時間とともに軽減していきます。 もし痛みが続いたり、問題が発生した場合には、すぐにお知らせください。

当院の舌側矯正の特徴

院長がすべての歯列矯正を担当

院長がすべての歯列矯正を担当

舌側矯正は、従来の表側矯正とは異なる技術や知識を必要とする治療方法です。 当院は歯列矯正を専門におこなうクリニックとして、院長の中川学が責任を持って舌側矯正・ハーフリンガル矯正を担当します。

舌側矯正への専門的な取り組み

舌側矯正への専門的な取り組み

当院の院長は、より高度な舌側矯正の術式を習得するため、国内はもちろん、海外でも研鑽を積んでいます。

これまで経験してきた舌側矯正の症例をもとに、患者様お一人ずつの症例に応じて、適切な治療計画を立案し、責任を持って治療にあたります。

患者様の笑顔と自信をはぐくむ

患者様の笑顔と自信をはぐくむ

治療が進むごとに、少しずつ自分の変化を感じながら、前向きに取り組んでいただけるようサポートします。

治療の過程を通じて、歯並びと噛み合わせを整えることはもちろん、患者様の笑顔や自信を育むお手伝いをしたいと考えています。

信頼関係を大切にする

信頼関係を大切にする

患者様との信頼関係を築き、無理なく治療を続けていただくことを大切に考えています。 初診相談や毎回の矯正治療を、決して流れ作業にはいたしません。

初めて矯正治療を受ける方にも、丁寧に分かりやすく説明します。 もし少しでも気になることがあれば、遠慮なくご相談いただけるよう、あたたかな雰囲気を大切にしながら患者様の矯正治療をサポートします。

患者様のご希望も尊重する

患者様のご希望も尊重する

お一人ずつの口腔内の状態を丁寧に診察、検査すると同時に、患者様のご希望も踏まえ、効率的で適切な歯列矯正の治療計画をご提案します。

「結婚式や留学を控えている」「楽器演奏やコンタクトスポーツに取り組んでいる」「転勤の可能性がある」などの事情もぜひ伝えてください。 できる限りご希望に添えるよう治療時期や治療方法をご提案します。

毎日のケアについてもフォロー

毎日のケアについてもフォロー

舌側矯正では、装置が歯の裏側にあるため、食べ物が詰まった時のケアが重要です。 しかし、お口の中の条件は患者様ごとに違います。

当院では、毎日のケアについて、専用の歯ブラシやフロスも使いながら、患者様ごとに気を付けるポイントをスタッフが丁寧にお伝えします。

装置は徐々に付けていく

装置は徐々に付けていく

歯の裏側に装置を付けるので、やはり最初は違和感があります。 不安に思われることもあると思いますが、当院では上下の装置を1回で全部付けることはありません。

1ヶ月単位で徐々に付けていくことで、できるだけ患者様の負担を減らします。

一般的な治療期間と通院回数

一般的な治療期間と通院回数

歯に取り付ける装置(ブラケット)は約2年~2年半前後、装着します。 その間4~6週間ごとに通院していただき、調整します。 その場合、通院回数は24回前後になります。

保定について

整った歯列が元の状態に戻る「後戻り」を防ぐため、基本的に前歯の舌側に固定する装置(リテーナー)を接着します。

保定期間は3〜4年くらい、通院頻度は3〜6ヶ月に1回となります。

症例などによって前後する

治療期間および保定期間は、その患者様の症例によってかなり違いがありますので、詳しい事は検査をして、具体的に説明させていただきます。

また患者様の治療に対する協力の程度や、お子様の場合は顎の成長状況などにより治療期間が変わることがあります。

治療の流れ

  1. 01カウンセリング

    初めてのご来院では、患者様の歯並びがどうなっているのか、実際にお口の中を診て説明させていただきます。 矯正治療をする場合、どのような治療をしていくのかご説明します。

  2. 02精密検査

    正面や真横からレントゲンを撮り、歯の位置や骨の状態を調べます。 口元や顔の正面、横顔などの写真を撮り、また歯並びの模型を作って正常な歯と比較します。

  3. 03噛み合わせの確認

    検査機器を用い、噛み合わせ(咬合)について詳しく調べます。

  4. 04精密検査

    正面や真横からレントゲンを撮り、歯の位置や骨の状態を調べます。 口元や顔の正面、横顔などの写真を撮り、また歯並びの模型を作って正常な歯と比較します。

  5. 05ブラッシング指導

    矯正装置が付いてからの歯磨きの方法などを説明し、歯磨きの練習をしていただきます。 虫歯を防ぐためにもブラッシングはとても重要です。

  6. 06矯正治療

    矯正装置は一度にすべて装着せず、1ヶ月単位で徐々に付けていきます。 段階的に装着することで、患者様の負担を抑えます。

  7. 07定期調整

    4~6週間ごとにご来院いただき、装置の調整をおこないます。

  8. 08保定期間

    歯の移動と正しい噛み合わせが完成した後は、後戻りを防ぐために固定式の装置(リテーナー)を使用します。

舌側矯正・ハーフリンガルの
費用・料金表

矯正歯科治療は公的健康保険の適用外の
自費診療(自由診療)となります。

費用・料金表

よくある質問

舌側矯正は本当に目立ちませんか?

はい、舌側矯正は歯の裏側に装置を取り付けるため、正面からはほとんど見えません。 初診相談(カウンセリング)では実際に模型を使ってご説明します。

「目立たない矯正治療」を希望される方には、見た目のストレスを軽減できる方法として選ばれています。

舌側矯正は痛みがありますか?

はい、装置を装着した直後は締め付けるような鈍い痛みや、違和感を感じることがあります。 特に最初の1週間程度は、舌に当たる部分が気になる方もいらっしゃいますが、ほとんどの方が徐々に慣れていきます。

痛みの程度や期間には個人差がありますが、必要に応じて対処法をご案内しています。

舌側矯正の治療期間は
どれくらいかかりますか?

治療期間は患者様の歯並びの状態や目標によって異なりますが、一般的には表側矯正と大きく変わらず2年~2年半程度が目安です。

初診相談(カウンセリング)時に、おおよその期間や治療の流れ、費用についても具体的にご説明いたします。

舌側矯正の費用は
どのくらいですか?

舌側矯正は、装置の構造が複雑なこと、そして専門的な技術が必要なため、表側矯正に比べて費用が高くなります。 ハーフリンガルでは、やや費用を抑えることができます。

ご契約前に、具体的な治療内容と費用の内訳を丁寧にご説明します。 また、当院では、クレジットカードや分割払い・デンタルローンでのお支払いにも対応しています。 患者様のご負担の少ない方法をお選びいただけますので、どうぞご安心ください。

費用とお支払いに
ついて

舌側矯正は話しづらくなりますか?

はい、装置が舌に近い位置にあるため、治療初期は発音しづらさを感じる方もいらっしゃいます。 しかし装置を付けた状態で話すことに慣れてくると、1週間程度で自然に改善していくことが多いです。

英語などの外国語には
影響しますか?

英語の場合も、1~2週間ほどで慣れる人が多く、日常会話レベルでは問題なく対応できるケースがほとんどです。 留学の予定がある方や、ビジネスで外国語を使われる方はご相談ください。

スペイン語は比較的明瞭で口の開きが大きい言語なので、発音しやすい傾向があります。 一方、フランス語は鼻母音や独特な巻き舌・舌の動きがあるため、特に歌や演技をされる方には慎重に検討ください。

大阪狭山市で目立たない矯正なら
当院にご相談ください

大阪狭山市で目立たない矯正なら当院にご相談ください

舌側矯正は、見た目を気にせずに治療を進めたい方におすすめしている歯列矯正法です。 また下の歯だけ表側にするハーフリンガルにも対応しています。

当院の院長は国内外で研鑽を積み、さまざまな症例に基づいた適切な治療計画をご提案します。 また、患者様が安心して矯正を進められるよう、スタッフ一同、丁寧にサポートいたします。 目立たない矯正をご検討中の方はぜひご相談ください。

TOPへ戻る